4年生からは算数と国語の時間を支援学級で見ていただくようになりました。
算数は基本的に教室での学習と同じように進めていただきました。生徒4人に対し先生1人がつき応用ではなく、基礎を教えてくださいました。
国語は漢字を覚えることと、読み書きが苦手なので授業では教科書の物語を読み4年生の漢字に触れ、宿題は2.3年生の漢字プリントをやりました。漢字プリントは50問あり□に適切な漢字を書いていくものでした。初めはほとんどわからないので教え、写してもらいます。
そして同じプリントを全部出来るまで毎日繰り返しやりました。5日目頃になるとすらすら書けるようになってきます。だいたい7日~10日ほどで次のプリントへ進んでいました。ただ、1か月ほどたつと、以前書けていた漢字がすっと頭から抜け思い出せなくなってしまいます。
私のイメージですが、覚えた漢字は頭の中にはあるのですが、頭の中が整理されておらず引き出しを見つけられないといったかんじでしょうか。部首や他の読み方などヒントをだすと思い出すことが多かったです。
色々な方法を試しました。私が子供のころにやった宿題のように、ノートに漢字を何回も書く、漢字の意味や成り立ちを考えて覚えること。ですが、一番娘に合っていたのは漢字プリントでした。ノートに漢字を繰り返し書くことはまず、すらすら書けない娘にとっては難しい事でした。時間をかければ出来なくもないですが、集中力が続かないしまずやる気が起きません。
その点プリントは同じ漢字が1~2回ずつくらいでて、文字量は少なく、毎日同じ問題なのでよかったのかもしれません。
なにより、担当の先生が素晴らしい先生で、時には厳しく、普段は楽しく授業を進めてくれました。抽出授業以外も教室で娘や他の子のフォローに入っていただいたり、毎日、今日の出来事や子供の様子を連絡帳に書いてくれました。先生のおかげで支援学級のお友達と仲良くなり、毎日楽しく学校に通うことができました。
どんなに本人と家族が頑張っても、学校が楽しくなかったら、なかなか勉強する気が起きないと思います。
うちはたまたま良い先生、お友達に恵まれましたが、周りに協力してくれる方、理解してくれるかたが必要だと思いました。