こどもの発音の遅れ。構音訓練。
娘は発音が悪く、はっきり話すことが苦手でした。
言葉が遅かったわけでもなく、言葉数が少なかったわけでもありませんでしたが、3歳、4歳とずっと赤ちゃん言葉のようでした。
毎日お世話していただいた保育園の先生でも「え、〇〇?〇〇?」なんてしょっちゅう。初めての方は必ず私が通訳をするといった感じでした。
保育園時代は
・「△△てんてー!」→ △△先生
・「□□かんのおかーかん」→ □□ちゃんのおかーさん
・「おっかん」→ おっちゃん
といった感じでした。
それでも個人差はあるし、本人は気にしていないし、はっきり話せないところもとっても可愛かったので、それほど気にしていませんでした。周りの方も、大丈夫、いつか自然に直るよーと言っていただいてたので、様子をみていました。
トレーニングを意識してから探すまで
5歳の時(年長さん)に同じ保育園のお友達から、「〇〇ちゃんのママー、どうして〇〇ちゃんはしゃべれないのー?」と聞かれたことがありました。
その時は「んー〇〇も一生懸命に話してるんだよ。ちょっと聞き取りずらいだけ。ごめんねー」と答えることもしばしばありました。
又、同時期に保育園の先生から発音が気になるとお話しをいただき、苦手な子はやはりトレーニングをしたほうが良いのではと考えるようになりました。
まずは、役所の保健福祉課で相談させていただき、3つ隣の大きな病院を紹介していただきました。予約は1か月先でした・・・ん、しょうがないな。
1か月後の面談当日、言語聴覚士さんとお話しや簡単なゲームをしました。うちの娘の場合、発音がきれいにできない原因は以下2つ。
①舌の動きが悪い
②口周りの筋肉を使っていないor筋肉が弱い
週に1回30分の通院が必要とのことでしたが、その病院では予約がなかなかとれず、入れても2週間に1回。そこで言語聴覚士さんが、私の自宅近くの小学校でも「ことばの教室」があるから相談してみてはと教えていただきました。
ことばの教室とは
言語の通級指導教室で個々の実態や状況に応じた特別な指導を行うところであり、主に以下の困りごとのある児童が通うことが出来るそうです。
- 発音がはっきりしない
- ことばがつまる
- 語彙数が少ない
- 行を飛ばしたり文字通り読めない
- たくさん話せるが文章で書けない
- 先生の指示を聞いて動きくい など
娘は「発音がはっきりしない」に当てはまります。早速連絡をし、面談をさせていただきました。
小学校のことばの教室は基本、小学校在籍児童となっているそう。近隣の小学校にはことばの教室がないため、他校の児童も放課後に通いに来るそうです。
全く知らなかったので学校に上がってからお願いしようとしましたが、娘の発音を聞いた先生は、これは早めに取り組んだほうがいいと判断してくださり、特別に週1回、午前中に通うことになりました。
遠くから通われている方もいるのに、自宅近く、しかも週1回入れるなんてラッキーでした。
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